こんにちは!住宅お悩み解決ナビ、運営者の工務店くんです。
エアコンの取り付けを考えている時、「工事って、一体どれくらい時間がかかるんだろう?」と気になりますよね。
「当日は半休で足りるかな?」
「引っ越しで何台も付けるから、丸一日かかるかもしれない…」
など、予定を立てる上で所要時間はとても重要なんです。
エアコンの工事時間は「標準工事」で済むか、それとも「追加工事」が必要になるかで、驚くほど変わってしまうんですよ。
この記事では、現場をたくさん見てきた僕の経験も交えながら、エアコン1台の取り付けにかかる基本的な時間から、複数台設置する場合の目安、そして工事が長引く意外なケースまで、詳しく解説していきますね。
ぜひ最後まで読んで、当日のスケジュールを安心して組むための参考にしてください。
- エアコン取り付け工事1台あたりの所要時間の目安
- 工事当日の作業内容と流れ
- 工事時間が標準より長くなるケースとその理由
- 複数台のエアコンを設置する場合の時間計算の考え方
エアコン取り付け時間の目安と当日の流れ
まずは、エアコンの取り付け工事がどのくらいの時間で終わるのか、基本的な目安から見ていきましょう。
一般的な「標準工事」であれば、意外とスピーディーに完了することが多いんです。
ここでは、1台あたりの所要時間に加えて、当日の作業がどのような流れで進むのか、そして古いエアコンの取り外し作業にかかる時間についても解説しますね。
この基本を押さえておけば、ご自身のケースがどれくらいになりそうか、イメージしやすくなりますよ。
標準工事なら1台あたり約1時間半~2時間

エアコンの取り付け工事は、特別な作業が発生しない「標準工事」の範囲内であれば、1台あたりおよそ1時間半から2時間が目安になります。
多くの業者がこの時間内で手際よく作業を完了させてくれますね。
引っ越しなどで朝から作業を始めれば、午前中のうちには終わる計算です。
ただし、これはあくまで「標準工事」の場合の話。

標準工事とは、一般的に以下のような条件が揃っている状態を指します。
- 室内機と室外機を同じ階に設置する
- 配管用の穴がすでに壁に開いている
- 室外機は地面やベランダに直接置ける
- 配管の長さが4m以内で収まる
- エアコン専用のコンセントが設置場所の近くにある
これらの条件から外れる場合は「追加工事」が必要になり、その分だけ作業時間も長くなってしまいます。
例えば、壁に新しく穴を開けたり、室外機を屋根に置いたりするケースですね。
ご自宅の状況が標準工事に当てはまるかどうか、一度チェックしてみるのがおすすめです。
ご自宅のエアコン設置が標準工事の範囲内なのか、あるいは追加工事が必要になるのか、具体的な条件や判断基準は、ダイキン工業の公式ページで詳しく解説されています。
メーカーが示す情報を確認することで、より正確な情報を把握し、安心して工事に臨めます。
当日の作業内容とそれぞれの時間配分

では、1時間半から2時間の間に、業者さんは具体的にどんな作業をしているのでしょうか。
当日の大まかな流れと、それぞれの工程にかかる時間の目安を知っておくと、より安心して工事を見守れますね。
大体、以下のような流れで進んでいきます。
| 作業工程 | 時間の目安 |
|---|---|
| 1. 挨拶・作業内容の確認・養生 | 約15分 |
| 2. 室内機の取り付け | 約30分 |
| 3. 配管接続(穴あけなしの場合) | 約30分 |
| 4. 室外機の設置 | 約30分 |
| 5. 真空引き・試運転 | 約15分 |
| 6. 片付け・清掃・引き渡し | 約10分 |
特に重要なのが「真空引き」という工程です。
これは、配管の中の空気や水分を取り除いて真空状態にする作業で、エアコンの性能を100%引き出し、故障を防ぐために欠かせません。
たまに、この真空引きを省略して早く終わらせようとする業者もいるようですが、これは絶対にNG。

丁寧な業者は、専用のポンプを使って10分~20分かけてきっちり作業してくれます。
少し時間がかかっても、この工程をしっかりやってくれる業者さんを選ぶのが大切ですよ。
古いエアコンの取り外し・処分にかかる時間

新しいエアコンの設置と同時に、今まで使っていた古いエアコンを取り外してもらうケースも多いですよね。
この取り外し作業には、追加で30分から1時間ほどかかると考えておくと良いでしょう。
つまり、取り外しと取り付けをセットで頼む場合、合計の作業時間は2時間~3時間が目安となります。
取り外し作業は、室内機と室外機を壁や地面から外し、配管などを撤去する流れです。
特に、室外機が特殊な場所に設置されている場合などは、もう少し時間がかかることもありますね。
多くの業者では、取り外したエアコンの処分も一緒に引き受けてくれます。
家電リサイクル法に基づいて適切に処分してもらう必要があるので、工事を依頼する際に、処分までお願いできるか確認しておくとスムーズです。
取り外しだけを別の業者に頼むと、かえって費用も時間もかかってしまうことが多いんです。取り付けを依頼する業者に、取り外しもまとめてお願いするのが一番効率的で、結果的にお得になるケースがほとんどですよ。
エアコン工事の時間が長くなるケースとは?
標準工事なら1台2時間弱で終わるとお伝えしましたが、実際にはさまざまな要因で作業時間が延びることがあります。
「聞いていた時間と全然違う…」なんてことにならないように、どんな場合に時間が長くなるのかを知っておくことが肝心ですね。
ここでは、代表的な追加工事の例や、2台以上の複数台を取り付ける場合の時間、そして夏場の繁忙期ならではの注意点など、工事が長引く可能性のあるケースについて具体的に解説していきます。
時間が延びる追加工事の具体例と目安

エアコンの工事時間が予定より長くなる最も一般的な原因は、「追加工事」の発生です。
現場の状況に合わせて、標準工事以外の作業が必要になるケースですね。
具体的にどんな追加工事があって、それぞれどれくらい時間がプラスされるのか、目安を一覧にまとめてみました。
| 追加工事の主な内容 | 追加される時間の目安 |
|---|---|
| 配管用の穴あけ | +30分~(壁の材質によります) |
| コンセントの交換・電圧切替 | +30分~1時間 |
| 配管パイプの延長(4m以上) | +30分~(長さによります) |
| 化粧カバーの取り付け | +30分~1時間 |
| 室外機の特殊な設置(壁掛け、屋根置きなど) | +1時間~ |
| 隠蔽(いんぺい)配管での工事 | +1時間~(状況により大きく変動) |
例えば、配管用の穴あけは、壁が木造なら比較的スムーズですが、コンクリートやタイルの壁だと専用の工具が必要になり、1時間以上かかることも珍しくありません。
また、室外機を2階のベランダから1階の地面に置くなど、室内機と室外機の階が違う場合は配管が長くなり、その分作業時間も増えてしまいます。
これらの追加工事が複数重なると、合計で2時間以上、作業時間が延びる可能性もあるんです。
2台や3台など複数台の取り付けにかかる時間

引っ越しや新築のタイミングで、リビングと寝室など、2台以上のエアコンをまとめて取り付けることもありますよね。
この場合、単純に「1台2時間 × 台数」とはならないことが多いんです。
目安として、エアコン2台の取り付けなら合計で3時間~4時間程度、3台なら4時間~5時間半程度を見ておくと良いでしょう。
なぜ単純な掛け算にならないかというと、2台目以降は道具の準備や作業説明といった共通の工程を省略できるため、1台あたりの作業効率が上がるからなんです。
作業員さんが2人以上で来て、手分けして進めてくれることも多いですね。
ただし、これも設置場所によります。
例えば、1台は2階の奥の部屋で、もう1台は1階のリビング、といったように設置場所が大きく離れていると、道具の移動などに時間がかかってしまいます。
逆に、隣り合った部屋に設置するような場合は、かなりスムーズに進むこともありますよ。
複数台の工事を依頼する際は、それぞれの設置場所を業者に伝えて、おおよその所要時間を確認しておくのが確実です。
◆工務店くんのワンポイントアドバイス
複数台の工事で、室外機を置くスペースが狭い場合は注意が必要ですね。1台目の室外機を置いた後、2台目の作業スペースがなくなってしまい、予想外に時間がかかってしまう、なんてことも現場では時々あるんです。
特に時間がかかる隠蔽配管や高所作業
追加工事の中でも、特に時間がかかる可能性が高いのが「隠蔽配管(いんぺいはいかん)」の工事と、「高所作業」です。
もしご自宅の工事がこれらに該当する場合は、時間に十分な余裕を見ておく必要がありますね。
隠蔽配管とは、その名の通り、配管が壁の中や天井裏に隠されているタイプのことです。
見た目がスッキリするメリットがある一方で、工事は非常に複雑になります。
既存の配管を再利用できない場合は、壁や天井を一部開けて配管を入れ替える大掛かりな作業になることもあり、半日から丸一日かかってしまうケースも。
マンションなどでよく採用されている工法なので、心当たりがある方は注意が必要です。
また、高所作業も時間が延びる大きな要因です。
例えば、室外機を壁に掛けたり、屋根の上に置いたり、2階の窓から身を乗り出して作業したりする場合ですね。
安全を確保するためにハシゴや高所用の機材を準備する必要があり、作業員も2人以上必要になることがほとんど。
準備と片付けにも時間がかかるため、通常の設置作業に加えて1時間以上は余分にかかると考えておきましょう。
夏の繁忙期は業者の到着が遅れることも
工事内容とは別に、時間に関わる要素として「季節」も挙げられます。
特にエアコンの取り付け依頼が殺到する6月下旬から8月にかけての繁忙期は、時間通りに工事が進まない可能性が高まります。
まず、希望の日時に予約が取れないことが多く、数週間待ちになることも珍しくありません。
そして、工事当日も注意が必要です。
業者さんは1日に何件もの現場を回っているため、前の現場の工事が追加作業などで長引いてしまうと、次の現場への到着が遅れてしまうんです。
「午前中に来てもらう予定だったのに、来たのはお昼過ぎだった」なんてことも、この時期にはよくある話。
夏の猛暑の中での作業は、作業員さんの体力も消耗しやすく、安全のために休憩を多めに取ることもあります。そのため、通常期に比べて作業効率が少し落ちてしまうことも考慮しておきたいですね。
もし可能であれば、本格的に暑くなる前の春のうちに試運転をしてみて、調子が悪ければ早めに工事を依頼するのが、スムーズに進める一番のコツですよ。
スムーズな工事のために事前に確認すべきこと
さて、ここまでエアコン工事にかかる時間について解説してきましたが、実は工事当日の時間をスムーズに進めるためには、私たち依頼主側でできる「準備」も非常に大切なんです。
ちょっとした準備や確認をしておくだけで、当日の作業が円滑に進み、余計な時間延長を防ぐことにつながります。
ここでは、工事日までに自分でやっておけることや、賃貸物件ならではの注意点、そして最も確実な時間の確認方法についてお話ししますね。
工事日までに自分で準備しておくこと

工事当日に「作業スペースがなくて進められない!」なんてことになったら、お互いに困ってしまいますよね。
そうならないために、事前にいくつか準備をしておきましょう。
難しいことは何もなく、少しの気配りで大丈夫ですよ。
- 室内機・室外機周辺の片付け
最も大切なのが、作業スペースの確保です。
室内機の真下や、室外機を置く予定の場所には、脚立を置いたり工具を広げたりします。
家具や植木鉢、子供のおもちゃなどがあれば、事前に移動させておきましょう。
特に、テレビやパソコンなどの精密機器は、ホコリがかからないように少し離れた場所に動かしておくと安心です。
- 作業動線の確保
業者さんは、玄関から設置場所まで、室内機や工具など重いものを何度も運びます。
通路に荷物が置いてあると、作業効率が落ちるだけでなく、つまずいて家財を傷つけるリスクも。
玄関から部屋までの通路は、できるだけスッキリさせておきましょう。
- 駐車場の確保
業者さんは車で来ることがほとんどです。
自宅に駐車スペースがあれば事前に伝えておき、ない場合は近くのコインパーキングの場所などを調べておくと親切ですね。路上駐車が原因で作業が中断するのを防げます。
これらの準備をしておくだけで、業者さんはすぐに作業に取り掛かることができ、結果的に工事全体の時間短縮につながるんです。
賃貸物件で穴あけ工事は可能?
もし、お住まいがアパートやマンションなどの賃貸物件の場合、一つだけ絶対に確認しておかなければいけないことがあります。
それは、壁に配管用の穴を開けても良いかという点です。
エアコンの配管を通すためには、壁に直径6.5cmほどの穴を開ける必要があります。
すでにあれば問題ないのですが、新しく開ける場合は、必ず事前に大家さんや管理会社の許可を取らなければなりません。
勝手に穴を開けてしまうと、退去時に原状回復費用を請求されたり、大きなトラブルに発展したりする可能性があります。
「エアコン設置可」となっている物件でも、穴あけについては別途許可が必要なケースもあります。
「業者さんを呼ぶ前に」、まずは管理会社に連絡して、「エアコン設置のために壁に穴を開けても良いですか?」と確認を取りましょう。
許可が取れたら、その旨を工事業者に伝えて工事を依頼する、という流れが正解です。
特にマンションにお住まいの方は、管理規約で工事のルールが細かく定められていることも多いため、あわせて確認しておきましょう。

正確な時間は業者への事前確認が確実
ここまで色々なケースを見てきましたが、結局のところ、ご自身の家のエアコン工事にどれくらいの時間がかかるかを一番正確に知る方法は、依頼する業者に直接確認することです。
これが何より確実で、一番安心できる方法ですね。
というのも、工事時間が延びてしまう最大の原因は、僕ら職人からすると「現場で初めて判明する想定外の事態」なんです。
これを防ぐためには、予約や見積もりの段階で、できるだけ詳しく自宅の状況を伝えることが重要になります。
具体的には、
- 設置したい場所(室内機・室外機)の写真
- 配管用の穴の有無
- 壁の材質(わかる範囲でOK)
- 専用コンセントの有無や形状
- 室外機の設置場所(地面置き、ベランダ、壁掛けなど)
これらの情報を伝えるだけでも、業者はかなり正確な作業内容と所要時間を予測できます。
特にスマホで撮った写真を何枚か送るのが、一番手軽で効果的。
当日の「こんなはずじゃなかった」をなくし、お互いに気持ちよく工事を進めるために、ぜひ事前の情報共有を心がけてみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 「標準工事」の場合、エアコン1台の取り付けにはどのくらいの時間がかかりますか?
A. エアコンの取り付け工事は、特別な作業が発生しない「標準工事」の範囲内であれば、1台あたりおよそ1時間半から2時間が目安です。多くの業者がこの時間内で作業を完了させます。標準工事とは、室内機と室外機を同じ階に設置し、配管用の穴が壁に開いている、室外機を地面やベランダに置ける、配管の長さが4m以内、専用コンセントが近くにあるといった条件が揃っている状態を指します。
Q. エアコン工事当日の作業の中で、特に注目すべき工程や注意点はありますか?
A. 工事工程の中でも「真空引き」は特に重要な作業です。これは、配管内の空気や水分を取り除いて真空状態にする工程で、エアコンの性能を最大限に引き出し、故障を防ぐために欠かせません。約10分~20分かけて丁寧に行うべき作業ですが、まれにこの工程を省略しようとする業者もいるため注意が必要です。信頼できる業者を選び、時間がかかっても真空引きをしっかり行ってもらうことをおすすめします。
Q. 現在使っている古いエアコンも一緒に取り外してもらう場合、工事時間はどのくらい長くなりますか?
A. 新しいエアコンの設置と同時に古いエアコンの取り外しを依頼する場合、追加で30分から1時間ほど時間がかかると考えてください。つまり、取り外しと取り付けをセットで頼むと、合計の作業時間は2時間~3時間が目安になります。多くの業者では取り外したエアコンの処分も対応してくれるため、設置工事と合わせて依頼するのが効率的で、費用面でもお得になるケースが多いですよ。
Q. 「標準工事」ではない場合、どのような追加工事が発生し、どれくらい時間が延びる可能性がありますか?
A. 標準工事の条件から外れる場合、追加工事が発生し時間が延びます。例えば、配管用の穴あけが必要な場合は30分~、コンセントの交換や電圧切替には30分~1時間、配管パイプが4m以上で延長が必要な場合は30分~、化粧カバーの取り付けにも時間がプラスされます。これらの作業は現場の状況によって複数発生することもあり、その分だけ合計の作業時間が長くなることを想定しておきましょう。
まとめ:エアコン取り付け時間は工事内容で変わる
今回は、エアコンの取り付けにかかる時間について、さまざまな角度から解説してきました。
最後に、大切なポイントをもう一度おさらいしておきましょう。
特別な作業がない標準工事であれば、エアコン1台あたりの取り付け時間は1時間半~2時間が目安です。
当日の予定も比較的立てやすいと言えますね。
しかし、これはあくまで基本のケース。
実際には、お家の状況によって作業時間は大きく変わります。
特に、
- 壁に新しく穴を開ける必要がある
- 室外機を屋根や壁など特殊な場所に設置する
- 配管を隠す化粧カバーを取り付ける
- 2台、3台と複数台を同時に設置する
といった場合は、標準工事よりも長い時間が必要になります。
中には、半日以上かかるような大掛かりな工事になることもあります。
だからこそ、一番確実なのは、単純な台数だけで判断するのではなく、ご自宅の設置環境や希望する工事内容をできるだけ詳しく業者に伝えて、事前に所要時間を確認しておくこと。
これこそが、当日のスケジュールを安心して組むための最大のコツなんです。
事前のちょっとした準備と確認で、工事当日はスムーズに進みます。
ぜひ今回の記事を参考にして、万全の態勢でエアコンの取り付け工事に臨んでくださいね。
もし、どこに頼んだらいいか分からない、見積もりを取るのが面倒…と感じているなら、全国対応の専門業者にまとめて相談してみるのも一つの手です。
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