エアコン配管カバーを自分で!費用相場と失敗しない取り付け手順
こんにちは!住宅お悩み解決ナビ、運営者の工務店くんです。
お家のエアコンを見て、「室外機につながる配管がむき出しで、どうも見た目が良くないな…」と感じたことはありませんか?
あるいは、紫外線や雨風で配管を保護しているテープがボロボロになってきて、このままで大丈夫だろうかと心配になることもありますよね。
業者さんに頼むと費用がかかるし、どうしようかと悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、エアコンの配管をキレイに隠してくれる配管カバーは、道具さえ揃えればご自身で取り付けることも可能なんですよ。
この記事では、ご自身でエアコンの配管カバーを取り付けるための基礎知識から、具体的な手順、失敗しないための注意点まで、分かりやすく解説していきますね。
ぜひ最後まで読んで、お家の見た目アップにチャレンジしてみてください!
- エアコン配管カバーを取り付けるメリット
- DIYと業者依頼の費用や難易度の違い
- 必要な道具や配管カバー部材の選び方
- 具体的な取り付け手順と失敗しないためのポイント
エアコン配管カバーを自分で取り付ける前の基礎知識
DIYを始める前に、まずは知っておきたい基本情報をお伝えします。
配管カバーの必要性、DIYと業者の費用比較、作業の難易度など、事前に理解しておくことが成功への第一歩です。
ここでの知識はスムーズな準備に役立ち、後悔を防ぎます。
賃貸物件での注意点や、必要な道具・部材についても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
なぜ必要?配管カバーの3つのメリット

エアコン工事では保護テープを巻く「テープ巻き仕上げ」が一般的ですが、配管カバーにはそれを上回るメリットがあります。
第一に「見た目の向上」です。
むき出しの配管を覆うだけで、家の外観や室内がすっきりします。
カバーの色は壁に合わせて選べるのも魅力です。
第二に「配管の保護と劣化防止」です。
屋外の配管は紫外線や雨風で5〜7年で劣化します。
保護テープが劣化すると中の断熱材が傷み、エアコン効率の低下や電気代の上昇につながります。
カバーで保護すればエアコンの寿命を延ばす効果も期待できます。
第三に、壁の配管穴との隙間を覆うことで、雨水や害虫の侵入を防ぐ効果もあります。

建物を守る上でも重要な役割を果たすのです。
DIYと業者の費用を徹底比較
配管カバーの取り付け費用は、DIYか業者依頼かで大きく異なります。
費用を抑えたいなら断然DIYがおすすめです。
DIYの場合、費用は材料費が中心となり、必要な道具を揃えても10,000円から15,000円程度が目安です。
一方、業者に依頼する場合、エアコン新規設置時なら5,000円前後からですが、設置済みのエアコンへの後付けは作業が増えるため割高になります。
| DIYの場合 | 業者に依頼する場合 | |
|---|---|---|
| 費用の目安 | 約10,000円~15,000円(材料・工具代) | 約5,000円~(新規設置時) 約6,000円~(後付け・室外) 約8,000円~(後付け・室内) |
| メリット | 費用を大幅に抑えられる | 仕上がりがキレイで安心 |
| デメリット | 手間と時間がかかる、失敗のリスクがある | 費用がかかる |
上記の通り、特に後付けでは費用の差が顕著になります。
費用を抑えたいなら自分で挑戦する価値は十分ありますが、仕上がりのクオリティや安心感を優先するならプロに任せるのが最善の選択です。
なお、業者に依頼する場合でも、エアコン工事費が高すぎる場合のカラクリを知っておくと、より賢く費用を抑えられます。

DIYの難易度と必要な作業時間

配管カバーの取り付けは、DIY経験が少しあればそれほど難しい作業ではありません。
基本的な作業は、カバーのベース部分を壁にビスで固定し、上からフタをはめ込むシンプルなものです。
ただし、2階の壁など高所での作業は安全面に十分な配慮が必要です。
脚立は安定した場所に設置し、無理な体勢での作業は避けましょう。
また、硬い外壁材へのビス打ちには少し力が必要になることもあります。
作業時間は準備から片付けまで含め、2〜3時間程度が目安です。
作業に不慣れな場合はもう少し時間がかかるかもしれませんが、焦りは禁物です。
時間に余裕を持って、一つ一つの工程を丁寧に進めることが成功の秘訣です。
賃貸物件で取り付ける際の注意点
賃貸物件でDIYを行う際は、作業前に必ず大家さんや管理会社へ確認が必要です。
配管カバーの取り付けには、壁にビスを打ち込んで固定する作業、つまり建物の壁に穴を開ける行為が伴います。
賃貸物件で壁に穴を開けるような変更を加える場合、所有者の許可を得るのが原則です。
無断で作業すると契約違反と見なされ、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。
連絡する際は、目的と作業内容を具体的に伝えましょう。
トラブルを避けるためにも、必ず事前に許可を得ることが、賃貸物件でDIYを行う上での最も重要なマナーです。
ホームセンターで揃う必要な道具

配管カバーのDIYには適切な道具を揃えることが重要です。
ほとんどはホームセンターで手に入りますので、事前にリストアップして準備しましょう。
- 電動ドライバー
ビスを壁にしっかり固定するために必須。作業効率が格段に上がります。
- メジャー
配管の長さを正確に測るために使用。採寸のズレは部材の過不足につながります。
- カッターまたはダクトカッター
直管ダクトの切断に使用。専用品は切り口がキレイに仕上がります。
- コーキング材とコーキングガン
壁とカバーの隙間を埋め、雨水の侵入を防ぐ防水処理に不可欠です。
- 脚立
高所作業に必要。安全のため、安定したものを選びましょう。
この他に、水平器があるとカバーを真っ直ぐに取り付けるのに役立ちます。
道具を最初に揃えることが、スムーズな作業と美しい仕上がりにつながります。
カバーの種類と部材の選び方

配管カバーは、直線だけでなく曲がり角や壁の出口など、場所に応じた様々なパーツを組み合わせて使用します。
これらを正しく選ぶことがキレイな仕上がりへの近道です。
- 直管ダクト
配管の直線部分に使う基本カバー
- ウォールコーナー
壁の配管穴に取り付けるスタート用パーツ
- コーナーパーツ
配管が曲がる部分に使用。「平面エルボ」など種類があります
- エンドキャップ
配管の末端、室外機につながる部分を覆うパーツ
- ジョイント
直管ダクト同士の接続に使用
部材選びで最も重要なのは、「すべてのパーツを同じメーカーの製品で揃える」ことです。
メーカーが異なるとサイズや形状が微妙に違い、うまくはまらない場合があります。
購入前に配管の長さを正確に測り、必要なパーツをリストアップしてからお店に向かいましょう。
エアコン配管カバーを自分で取り付ける手順と注意点
基礎知識と準備が整ったら、いよいよ実践編です。
ここからは、配管カバーを実際に取り付ける手順をステップごとに解説します。
屋外・室内の取り付け方から、後付けで失敗しないためのポイントまで具体的に説明します。
作業には配管を傷つけるリスクも伴うため、DIYは自己責任となりますが、注意点を守れば安全に進められます。
焦らず、安全第一で作業しましょう。
【実践】屋外配管カバーの取り付け方

屋外の配管カバー取り付けは、手順を覚えれば難しくありません。
カバーは壁に固定する「ベース」と上から被せる「フタ」で構成されています。
まず、壁の配管穴から室外機までの長さを正確に採寸し、必要な部材を少し余裕をもって購入します。
- ベースの取り付け
壁の配管穴にウォールコーナーのベースを取り付け、そこから配管に沿って直管ダクトのベースをビスで壁に固定します。水平器を使うと仕上がりが格段に向上します。
- パーツのカット
直管ダクトが長すぎる場合は、カッターで切断します。
フタとベースを重ねて一緒に切るとズレなくキレイに仕上がります。
- フタの取り付け
全てのベースを固定後、配管を収め、上からフタを「パチン」と音がするまでしっかりはめ込みます。
- 防水処理
最後に、ウォールコーナーと壁の接合部やビス周りをコーキング材で埋めます。
雨水の侵入を防ぐ重要な仕上げ作業です。
この手順を焦らず丁寧に進めれば、うまく取り付けられるはずです。
室内用配管カバーの取り付け手順
室内用配管カバーも、基本的な取り付け手順は屋外用とほぼ同じです。
ベースを固定し、配管を収めてフタをはめ込みます。
ただし室内では、屋外以上に「見た目の重要性」が高まります。
お部屋のインテリアに大きく影響するため、壁紙の色やお部屋の雰囲気に合わせてカバーの色を選ぶことが大切です。
最近では木目調などデザイン性の高い製品もあります。
作業面では、ビスを打つ位置に注意が必要です。
壁裏の下地がある場所に打つと、より頑丈に固定できます。
作業中に壁紙を傷つけないよう、周囲を養生しておくと安心です。
屋外ほどの厳密な防水処理は不要ですが、美観を損なわないよう丁寧に作業しましょう。
後付けで失敗しないためのポイント
設置済みのエアコンに後から配管カバーを取り付ける場合、いくつか注意点があります。
一番の難関は、既存配管の「取り回し」です。
固定済みの配管は硬く、自由に動かせません。
カバーのベースを壁と配管の間に滑り込ませるスペースがない場合や、配管が複雑に曲がっていると、取り付け難易度が格段に上がります。
特に壁との隙間がほとんどない場合は注意が必要です。
状況によっては、一度エアコン本体を取り外さないとカバーが取り付けられないケースもあります。
その場合、冷媒ガスの回収など専門作業が必要で、DIYでの対応は不可能です。
そもそも配管カバーの取り付けでさえ専門作業が必要になるのですから、エアコン本体の取り付けをDIYで行うことは、専門知識と技術、冷媒ガスの取り扱いなど危険を伴うため推奨されません。

作業前に配管状況をよく確認し、自分で作業できる範囲か冷静に判断することが、後付けで失敗しない最も重要なポイントです。
無理だと感じたら、迷わずプロに依頼しましょう。
古いカバーの外し方と交換方法
日焼けや劣化で傷んだ配管カバーは、新しいものに交換できます。
古いカバーの取り外しは、取り付けより簡単です。
まず、カバーを壁に固定しているビスをドライバーで全て外します。
フタはベースにはまっているだけなので、ビスを外せば容易に撤去できるはずです。
ただし、長年の紫外線などでプラスチックが劣化していると、取り外しの際にカバーが割れることもあるため、ケガに注意して作業してください。
古いカバーを全て撤去したら、新しいカバーを取り付けます。
手順は新規取り付けと全く同じです。
古いビス穴が再利用できることもありますが、位置が合わない場合や穴が広がっている場合は、新しい場所にビスを打ち込みましょう。
配管保護テープの劣化が軽微なら、そのまま新しいカバーを被せても問題ありません。
配管保護をしっかり行うことで、エアコンの性能維持にもつながります。
【まとめ】エアコン配管カバーを自分で取り付けてみよう

今回はエアコン配管カバーを自分で取り付ける方法を解説しました。
配管がむき出しの状態は、見た目が悪いだけでなく、紫外線や雨風による劣化を招き、エアコンの効率低下や寿命を縮める原因になります。
配管カバーは、そうした問題からエアコンを守る重要なアイテムです。
業者に依頼すると数千円から1万円以上の費用がかかりますが、DIYなら材料費のみで費用を大幅に抑えられます。
高所作業や壁への穴あけといった注意点や、作業の手間はかかりますが、正しい手順とコツを掴めばDIY初心者でも十分に挑戦可能です。
自分でエアコンの配管カバーを取り付ける ことで、コストを抑えつつ、住まいの美観とエアコンの耐久性を高められるのは大きなメリットです。
この記事で紹介した、事前の準備(正確な採寸、道具と部材の選定)、丁寧な取り付け作業、そして仕上げの防水処理といったポイントを守ることが成功の鍵となります。
特に、賃貸物件では管理会社や大家さんへの事前確認を忘れないでください。
もし作業が難しいと感じた場合は、無理をせずプロの業者に依頼するのが最も安全で確実です。
ぜひ、この記事を参考に快適な住まいづくりにチャレンジしてみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 配管カバーの取り付けは、見た目が良くなること以外にどんなメリットがありますか?
A. 配管カバーには見た目の向上以外にも重要なメリットがあります。まず、屋外に露出した配管を紫外線や雨風から保護し、断熱材の劣化を防ぐことで、エアコンの効率低下や電気代の上昇を防ぎ、結果的にエアコンの寿命を延ばす効果が期待できます。また、壁の配管穴との隙間を覆うことで、雨水や害虫の侵入を防ぎ、建物を保護する役割も果たします。
Q. エアコン配管カバーのDIYは、どのくらいの難易度で、作業時間はどのくらいかかりますか?
A. DIY経験が少しあれば、配管カバーの取り付けはそれほど難しい作業ではありません。基本的な作業は、ベースをビスで固定し、フタをはめ込むシンプルなものです。ただし、高所作業の場合は安定した脚立を使用し、安全に十分配慮してください。作業時間の目安は、準備から片付けまで含めて2〜3時間程度です。焦らず、時間に余裕を持って丁寧に進めることが成功の秘訣です。
Q. 賃貸物件に住んでいる場合でも、自分でエアコン配管カバーを取り付けても大丈夫でしょうか?
A. 賃貸物件で配管カバーをDIYする際は、事前に必ず大家さんや管理会社へ確認が必要です。カバーの取り付けには壁にビスを打ち込む作業が伴うため、建物の壁に穴を開けることになります。これは原則として所有者の許可が必要な行為です。無断で作業を行うと、契約違反と見なされ、退去時に原状回復費用を請求される可能性があります。トラブルを避けるためにも、必ず許可を得ましょう。
Q. 配管カバーの部材を選ぶ際、特に注意すべき点はありますか?
A. 配管カバーの部材を選ぶ上で最も重要なのは、「すべてのパーツを同じメーカーの製品で揃える」ことです。直管ダクト、ウォールコーナー、コーナーパーツ、エンドキャップ、ジョイントなど、様々なパーツを組み合わせて使用しますが、メーカーが異なるとサイズや形状が微妙に違い、うまくはまらない可能性があります。購入前に配管の長さを正確に測り、必要なパーツをリストアップしてから、同じメーカーの製品で揃えるようにしましょう。
